2011年 05月 27日
関取誕生!
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千代の国(伊賀出身)十両に
大相撲番付編成会議 技量審査場所勝ち越し
大相撲技量審査場所の成績を基にした日本相撲協会の番付編成会議が25日,東京・両国国技館であり,伊賀市出身の幕下・千代の国(20)=本名・沢田憲輝(さわだとしき),九重部屋=が初めての十両昇進を決めた。
国技館で会見した千代の国は「まだ実感がない。自分が十両なんて不思議な感じ」と満面の笑み。入門から丸五年,脱臼に悩まされた左肩の手術をし,1日千回の腕立て伏せを続けて番付を上げてきた。八百長問題で十両以上の十七人が角界を去り,十両昇進のチャンスだった今月の技量審査場所は幕下東九枚目で五勝二敗と勝ち越した。
182cm,125kgと引き締まった体格で,積極的に前に出る相撲が持ち味。来場所の目標に勝ち越しを挙げた千代の国は「一場所で落ちないように。少しでもステップアップしたい」と意気込んだ。
会見に同席した師匠の九重親方(元横綱千代の富士)は「とにかくよく稽古する。相撲っぷりもいいし,顔もまあまあだ」と冗談交じりにまな弟子を評価した。
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八百長問題で大量の空きが出来たことでの昇進や負け越しの成績での昇進などで「?」との意見もあるようですが,「チャンスを掴むのも実力のうち」との貴乃花親方(審判部部長・番付編成の責任者)が言っておられました。
千代の国関には三段目に兄の千代の眞(22歳・本名・沢田賢澄(さわだけんしょう)・伊賀市立成和中学校出身)がいます。
千代の国関(沢田憲輝さん)は,名張市立北中学校出身で中学時代は柔道部の主将を務め全国大会にも出場していました。肩の脱臼は,柔道時代の投げ技の影響だそうです。
by kunoichilove
| 2011-05-27 11:09
| 伊賀・三重の話題