2011年 05月 27日
「高校生レストラン」
三重県多気町の県立相可高校調理クラブの生徒が運営する「まごの店」を題材にしたTVドラマです。
あくまでドラマは「フィクションです!」と断りが番組最後に映し出されていますが,
「原作と開店までの経緯が違う」「ことばが伊勢弁じゃない」「場所が海に近すぎる」「JRではなく近鉄線が走っている」etc…との声が聞かれます(^^;)
このドラマの原案は,相可高校の調理クラブの指導教諭である村林新吾氏の「高校生レストラン,本日も満席」(伊勢新聞社)です。
読売新聞の5/27付け番組紙面の「原作を読む」に記事が掲載されていました。
*** 抜粋 ***
三重県松阪市の日本料理店の家に生まれた著者は,家業を継ぐため,大学卒業後に「大阪あべの辻調理師専門学校」に進学。難関を突破して同校の教職に就き,10年間,睡眠時間を削って料理の修業に励む。
1994年に相可高校に創設された食物調理科の教諭に転職。後に調理クラブを発足させ,2002年,部員の研修の場として,「まごの店」を開業する。
本書では,当時の苦悩や数奇な出会いと感謝の思いが,快活な文体でつづられている。
「料理は心。しかし,心は一日にしてならず」と語る著者。料理を通じて子供達に人生の苦しみや素晴らしさを教えたいとの熱意が行間ににじむ。剣道少年だった著者の「正々堂々」の信条が,今の時代に新鮮に聞こえる。
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by kunoichilove
| 2011-05-27 17:53
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